2012年05月22日

映画「内部被ばくを生き抜く」


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2007年に「六ヶ所村ラプソディー」という映画を見てから核の問題にこころを寄せるようになりました。友人たちと「六ヶ所村ラプソディー」の上映会をしたり、私の暮らす街下北沢で「ミツバチの羽音と地球の回転」の上映会をしたり、映画だけでなく自分の目で見てみたい自分の言葉でも感じてみたいと青森県六ヶ所村、山口県上関町の祝島へも足を伸ばしました。そんな中、鎌仲ひとみ監督ともお話させて頂く機会を頂き、肥田舜太郎先生をご紹介頂きました。

肥田先生は、67年前戦時中の広島で陸軍病院で軍医をされ、原爆投下により自らも被爆。そして、戦後被爆者の救援、被爆の実態の解明に尽力をつくし、核廃絶を願いその足を世界へも向けてきました。原爆が投下された8月6日には勤められていた広島陸軍病院の慰霊碑に毎年足を運ばれ、2010年広島での一日に同行させて頂きました。

その鎌仲ひとみ監督の最新作『内部被ばくを生き抜く』が4月に完成、そのフライヤーに私が撮影をした先生の写真を使用して頂きました。

同行させて頂く中で、ここまでたゆむことなく歩まれてきた先生のお話をたくさん伺うことが出来ました。自らも被爆者でありながら、自らの感覚を失うことなく生きてきた歩みは、広島での悲惨さや被爆の恐ろしさを知るお一人としてはもちろんのこと、”変化を願う、今・生きる私たちひとり一人”に響いてくるものと感じています。そして、先生のとても元気でチャーミングな笑顔と優しい目に、私も元気とまた歩く力を頂いたように思います。

戦後、核兵器や日本・世界の原発の拡大、チェルノブイリの事故、イラクの劣化ウランと核の利用は続き、福島の事故へといたってしまいました。映画の中では、内部被ばくの脅威から生き抜くことに尽力される肥田先生をはじめとする4人の医師と、福島で生き抜こうとする方々が出て来られます。生きることがただたやすいものではなくなってしまった今、どう生き抜くことが出来るのか、生きていくのか、私たち一人ひとりに気付きがあると思いました。みなさんに是非見て頂きたい作品です。

機会を頂きました鎌仲ひとみ監督、肥田先生、本当にありがとうございます。


映画『内部被ばくを生き抜く』/監督:鎌仲ひとみ/2012/制作・発売・配給:環境テレビトラスト
DVD4月28日発売/UPLINKにて上映中。自主上映も受付ています。


posted by momo at 16:58| Comment(0) | しごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月01日

花のしつらい、暮らしの景色 〜色遊び


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ソメイヨシノの時期も過ぎ、街を歩くと、色とりどりの花を目にする季節になりました。

今号のかずみさんからの提案は”色遊び”。
春のやさしい花の色を組み合わせ、器やクロスも明るい色や模様などに、色とりどりを楽しむしつらいのご紹介です。

春らしいかわいらしいページになりました。是非ご覧下さい。

それから、今号では”市場は小さなコミュニティ”という特集で、三重のオーガニックマーケットの撮影もさせて頂きました。宿場町がそのまま残る亀山市関町。そのお寺の境内に集まる美味しいものとたくさんの笑顔に出会えました。農業と食、つくり手と消費者のつながりを深めたいとはじまったマーケット。地域とつながるそんな全国の市場のご紹介もあります。

外に出かけるのが心地よい季節になりましたね。お近くの市場探しの参考になりますように。

『天然生活6月号』 (発行:地球丸)
市場は小さなコミュニティ
平井かずみさん 花のしつらい、暮らしの景色 〜色遊び


posted by momo at 20:28| Comment(0) | しごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Vital . 2012 spring


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今号の『vital』の特集は、「どう生きればいいのか ーあれから一年」。
311の震災から一年、これからの生きかたを問う特集でした。

表紙に採用頂いたのは、昨年の12月に陸前高田に行き、撮影させて頂いた奇跡の一本松でした。

インタビューページでは、哲学者の内山節さんの撮影をさせて頂きました。東京と群馬県上野村を行き来しながら暮らし営む内山さん。日本の人々は長く死者をも含む自然との関係、人間同士の関係を大事にしてきた。近代は個人になってしまっていた。これから自分たちのつながりある世界へ、少しづつ移行し、「確かな関係」を新たにつくっていくことが必要になるのでは、というお話はとても興味深かったです。

枯れてしまうことをひきとめることが出来なかったけれども、
被災地の多くの人が勇気を貰い、ともに励まし合った一本松。
その存在そのものには変わることなく、生きていく人のこころにさまざまなかたちで受け継がれていく。

一本松への旅や、内山さんのお話から、大きなヒントを私も頂いたように思います。

『vital』は書店ではご覧頂くことがないのですが、ご興味のある方、是非問合せをしてみて下さい。

※表紙の写真は、「MOE3月号」にて、やなせたかしとアンパンマンの特集にて訪ねたものです。実はこのブログで報告させて頂いた一本松の写真は掲載した写真とは異なるものでしたが、この写真が気に入り、ブログではこの写真を載せさせて頂き、今回の『vital』の表紙に採用頂きました。


posted by momo at 19:54| Comment(0) | しごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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